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犬の散歩、首輪とハーネスどっちがいいの?

首輪とハーネスどっちがいいの?

愛犬と散歩するのに真っ先に必要となるアイテムが首輪。

でも最近はハーネスを着けている飼い主さんも増えてきた印象です。

『そもそも首輪とハーネスってどっちがいいの?』

そんな疑問に今回は答えていきたいと思います。

そもそも首輪やハーネスって必要なの?

環境省が定める動物愛護管理法の『家庭動物等の飼養及び保管に関する基準 』の中に次のような記述があります。

犬の所有者等は、犬を道路等屋外で運動させる場合には、次の事項を遵守する よう努めること。

(1) 犬を制御できる者が原則として引き運動により行うこと。

(2) 犬の突発的な行動に対応できるよう引綱の点検及び調節等に配慮すること。

(3) 運動場所、時間帯等に十分配慮すること。

(4) 特に、大きさ及び闘争本能にかんがみ人に危害を加えるおそれが高い犬(以 下「危険犬」という。)を運動させる場合には、人の多い場所及び時間帯を避 けるよう努めること。

つまり犬の散歩にはリードを使用することを求めています。

中には”犬を制御できるものが原則として”と書いてあるので、「うちの子はしつけ教室にも通ったし、おとなしい性格なのでノーリードでもいいんじゃないの」という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし多くの都道府県や利用する公園の使用規約でノーリード禁止を謳っており、実際には警察犬や盲導犬など特別な犬の訓練などといった場合にしか放し飼いは認められていません。

また犬は人間が決めた道路交通法などは理解していませんから、交差点で突然飛び出して事故にあうといったことから愛犬を守る意味でもリードが必要です。

そしてリードを犬にしっかりつなぐためには首輪やハーネスが必然的に必要になります。

では首輪とハーネスどちらがいいのか、解説していきたいと思います。

首輪のメリットとデメリット

首輪の最大のメリットはやはり手軽なことではないでしょうか。

普段から首輪を着けておいて、散歩するときにリードをサッと付けるだけで散歩に出かけられます。

デメリットとしては身体への負担が心配されるということです。人間と同じで犬の首には食道や気管だけでなく神経や血管、椎間板など重要な器官が集まっています。

引っ張りグセがある犬の場合は散歩中ほぼずっと首に負担が加わっている状態です。引っ張りグセがない犬だとしても散歩中に自転車が飛び出してきたなど咄嗟の際に首輪により首を痛めてムチ打ち状態になる場合もあります。

首を痛めることで引き起こされる病状としては以下のようなものが報告されています。

  • 気管虚脱
  • 椎間板ヘルニア
  • 舌骨の骨折
  • 甲状腺機能低下
  • 脳への血管が圧迫されることでの脳内の血圧や目の眼圧上昇

引っ張りグセをしつけるために下の写真のようなチョークチェーンを使う飼い主の方もいますが、これは犬の首を絞めて苦しくさせて言うことを聞かせるというものです。

自分の子供をしつけるのに首を絞めることがあり得ないのと同じく、愛犬の身体を大切に考える飼い主であればあり得ない選択肢です。

では首輪に対してハーネスはどんな特徴があるか解説していきたいと思います。

ハーネスのメリットとデメリット

ハーネスのデメリットは首輪とは対照的に着けるのにひと手間掛かるということです。またいろんなタイプがありどのタイプのハーネスが良いのか分かり難いのもデメリットと言えると思います。

最大のメリットは、犬の身体への負担が少ないところです。

と言いたいところですが、上述のようにハーネスにはいろいろ形状が違うタイプがあり、ハーネス形状や着け方など正しい知識を身に付けないとハーネスでも愛犬の身体に負担を与えてしまいます。

ですので一部のハーネスは愛犬の身体への負担を抑えますが、一部のハーネスではあまり首輪と大差ないというのが正しいです。

どんなハーネスを選べばいいの?

ではどんなタイプのハーネスがあるのか解説していきます。

Y型ハーネス

首から胸にかけてY字になっていることからY型ハーネスと呼ばれるタイプです。

首や肩などに負担が掛からない形状で、わんにゃん倶楽部ではこのタイプを推奨しています。

 

T型ハーネス(8の字)

Y型は肩を通すタイプのハーネスでしたが、こちらのT型や8の字型ハーネスと呼ばれ、首を通すタイプになります。

下の写真を見ていただければ分かりますが、サイズが合っていなかったり着崩れした場合、胸ではなく首でハーネスを受けているため、首輪と同じく首への負担低減の意味があまりないハーネスです。

また正しく装着できた場合は首への負担は少ないですが、肩を抑えつける形になるため、ハーネスをキツめに着けている場合、歩くたびに肩関節に負担が掛かる可能性があります。

背中部分に取っ手がついており、引っ張った時にその取っ手をつかむことで抑制できる便利さはありますが、本来、首輪のデメリットとなっていた身体への負担低減という観点からは本末転倒でありおススメできません。

 

メガネ型ハーネス

足を通すタイプのメガネ型と呼ばれるハーネスです。こちらは下の写真を見ていただければ分かるように、首への負担が少ない形状です。

日本における気管虚脱手術の第一人者の獣医師が、ある海外ブランドのメガネ型ハーネスを推奨しており、たしかに首への負担が少ない形状と言えます。

そのため一時期人気が出て、様々なメーカーから類似品が発売されています。

しかしこのタイプのハーネスは犬の脇の下がキツく、脇の下の擦れや喰い込みから炎症など起こる場合があります。

購入した飼い主からのクレームが多いためか、脇の下の擦れ防止に付ける付属パーツも発売されています。

ただ形状構造的なことで起こる擦れや喰い込みに対して、そのようなパーツを付けてどの程度防止できるのか疑問ですし、そのパーツを付けてまでメガネ型ハーネスを着ける意味はないように思います。

 

ハーネスを着けるときに注意すべきことは?

詳しい着け方については、各メーカーから着け方ガイドなど説明されていると思いますのでそちらを確認いただければと思いますが、最も重要なことは首へ負担が掛かっていないかどうかです。

犬の動作に関するすべては首の動作に終始されるといっても過言ではありません。ウォーキングからランニングまであらゆる動作に首の動きは積極的に使われます。

そして首が何らかの形で損傷を受けた場合、座る、立つ、横たわる、歩くなどの動作すべてに影響があり、これらの行動すべてに痛みを伴い、その後、悪化する可能性があります。

さらに首の痛みを庇うような動作は、股関節など首以外の個所へ悪影響を及ぼす可能性もあります。

また喉にある舌骨も犬の動作のバランスをとるのに大切な器官ですが、非常に小さく壊れやすいため首輪やハーネスで舌骨を痛めると、うまくバランスを取れなくなったり、エサを飲み込むのが難しくなります。

インスタグラムなどで舌が出っぱなしのワンちゃんを見たことないですか?これも舌骨が骨折か脱臼してしまっている可能性があります。

すでにお伝えした通り、ハーネスと言ってもいろいろ種類があり、その中には首への負担が掛かってしまっているものもありますので要注意なのです。

装着するときに、しっかりと胸の骨でハーネスを受けているか、肩の動きを邪魔していないか、脇に食い込んでいないか確認してください。

そしてサイズ感としては、たいていは指が数本入る程度の少し余裕があるほうが良いです。

その理由としては、普段、散歩前に自宅でハーネスを着けると思いますが、散歩の際の動きでキツくないか確認する必要があります。

歩いたり、走ったりすると呼吸が荒くなりますが、ハーネスがキツすぎると、呼吸の動きを邪魔してしまいます

また忘れがちなのは、犬の動作としてジャンプしたり、ジャンプから着地する際の動作です。

肩にハーネスのベルトが掛かっていると、肩の動きを邪魔してしまいジャンプからの着地の衝撃を上手く吸収できません

ということで、ハーネスを着けるときに注意すべきことを以下にまとめます。

  • 胸の骨でしっかりと力を受け止め、首に負担を与えない
  • 肩の動きを自由に保つ
  • 散歩中の動きを想定した少しゆとりのあるサイズ感で着る

そして上記に当てはまる適切なハーネス形状がY型ハーネスということなのです。

以上の観点をベースに、市販されているY型ハーネスについて機能などまとめてみたいと思います。

市販のハーネスどれがいいの?

Y型ハーネスについて、話題のハーネスや人気、定番のハーネスについて、機能性、素材、価格など比較してみたいと思います。

Haqihanaハーネス
商品名 Haqihana (ハキハナ) ハーネス
形状タイプ Y型 / H型
素材 ナイロン、スチール
色・サイズ展開 17色・11種類
犬への負担の少なさ ◎ (気管や皮膚への負担なし)
機能性 〇 (前肢を持ち上げずに装着可能)
耐久性
生産国 イタリア
価格
特徴・レビュー

 

気管への負担を配慮された設計で呼吸器系の疾患について不安のある犬に良い。

サイズ調整が5点で出来るので様々なサイズ・体形の犬にフィットできる。

獣医師が推奨しており、また世界的なドッグトレーナーも愛用しているようなので安心して使える。

やや値段が張るのは品質が良いからなのか。

商品リンク

Amazon

以下の公式サイトからハーネス購入すると、amazonで買うよりお安く買えるようです。


公式サイトからだとサイズ選びに迷っても交換OKということなのでCheckしてみてくださいね。

 

Hurtta(フルッタ)ハーネス
商品名 Hurtta (フルッタ) ハーネス
形状タイプ Y型 / H型
素材 ネオプレン、ナイロン
色・サイズ展開 4色・8種類
犬への負担の少なさ 〇 (気管には◎だが、脇が擦れることも)
機能性 〇 (前肢を持ち上げずに装着可能)
耐久性
生産国 フィンランド(製造:中国)
価格
特徴・レビュー

 

2015年からY字部分にリングを使い気管への負担を配慮された設計に変更され、呼吸器系の疾患について不安のある犬に良い。

クッション素材を使っており、グッと急に引っ張った際に衝撃が和らぐ。

首やお腹部分のサイズ調整がないので、犬種によっては脇にハーネスが食い込むことも。

商品リンク

Amazon

 

DOG Copenhagen コンフォートウォークエアハーネス
商品名 DOG Copenhagen コンフォートウォークエアハーネス
形状タイプ Y型 / H型
素材 ナイロン、スチール
色・サイズ展開 8色・5種類
犬への負担の少なさ △ (装着の仕方によっては首元にあたる可能性も)
機能性 〇 (前肢を持ち上げずに装着可能)
耐久性
生産国 デンマーク(製造:中国)
価格
特徴・レビュー

 

クッション素材を使っており、グッと急に引っ張った際に衝撃が和らぐが、首元の形状が決まってしまっているので、サイズが合わなかったり、装着の仕方が悪いと首元にハーネスがあたり、気管への負担を与える可能性あり。
商品リンク

楽天

いかがでしたか?愛犬の身体を守るのはあなたです。

世の中にたくさんの商品が溢れかえっていますが、首輪とハーネスどっちがいいの?ハーネスってどれを選べばいいの?って迷った際に参考にしてくださればと思います。

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